燕市

燕市のおもな産業(さんぎょう)

伝統的工芸品(でんとうてきこうげいひん) (つばめ)鎚起銅器(つい き どう き )

「わたしたちの新潟県」28,29ページ

鎚起(つい き )とは「(つち)」で「()」こすという意味で、おもに銅板(どうばん)金鎚(かなづち)(ハンマー)でたたき,きたえ,形をととのえる技術( ぎ じゅつ)です。

江戸(えど)時代(じだい)に燕を中心とした地域( ち いき)()こった産業(さんぎょう)で、1981年に伝統的工芸品の指定を()けました。

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「鎚起銅器」ができるまで…

たたいて、のばして、形がつくられていきます。その工程(こうてい)を見てみましょう。


みごとな(わざ)ですね。この技術( ぎ じゅつ)江戸(えど)時代( じ だい)から()けつがれているそうです。

洋食器(スプーンやナイフやフォーク) (金属ハウスウェア)

「わたしたちの新潟県」27,34ページ

江戸(えど)時代( じ だい)の和くぎづくりから(はじ)まった燕の金属産業(きんぞくさんぎょう)は、時代によって,やすり,鎚起銅器,きせるなど色々な製品(せいひん)を生み出してきました。

現代(げんだい)では,その伝統(でんとう)技術( ぎ じゅつ)を生かし,金属洋食器(ようしょっ き )や,生活にかかせない色々な製品(金属ハウスウェア)などを製造(せいぞう)しています。

洋食器をつくっている工場のようす

こういう機械( き かい)でスプーンなどをつくっているんですね。

では,その燕の洋食器の製品(せいひん)を見てみましょう。

きれいですねー。技術( ぎ じゅつ)の高さが分かりますね。