十日町市(とおかまちし)


きもののまち十日町

6-6 伝統的工芸品(でんとうてきこうげいひん) 
       十日町絣(かすり),十日町明石縮(あかしちぢみ)

「わたしたちの新潟県」28,29,37,71ページ

十日町絣

十日町には古くから伝(つた)わる麻(あさ)の織物(おりもの)である越後縮(えちごちぢみ)の技術(ぎじゅつ)を絹(きぬ)の織物に応用(おうよう)して誕生(たんじょう)しました。繊細(せんさい)な絣模様(かすりもよう)が、絹の光沢(こうたく)と結(むす)びついて落ち着いた風合(ふうあ)いを出します。

十日町明石縮

昔、兵庫県明石(ひょうごけんあかし)地方で生産(せいさん)されたのでこの名がつけられたそうですが,十日町市で生産される夏用の高級絹縮(こうきゅうきぬちぢみ)です。

(うす)いが張(は)りのある布地(ぬのじ)で、清涼感(せいりょうかん)のある肌(はだ)ざわりが特徴(とくちょう)で,明治(めいじ)時代につくられるようになり、大正(たいしょう)時代の初(はじ)めころにはとても人気になったそうです。戦後(せんご)、生産(せいさん)は少なくなりましたが、すずやかさとクラシカルな雰囲気(ふんいき)が好まれ、今でも根強い人気があります。

こうした伝統(でんとう)と技術(ぎじゅつ)により,1982(昭和57)年、「十日町絣」と「十日町明石縮」が、伝統的工芸品の指定を受()けました。

 

6-6 十日町友禅(とおかまちゆうぜん)

「わたしたちの新潟県」37,71ページ 

十日町市では現在(げんざい),こうした伝統(でんとう)の織物技術(おりものぎじゅつ)を生かして十日町友禅がつくられています。白い生地(きじ)に柄(がら)をえがき,色を染(そ)めて仕上げていきます。


 十日町友禅ができるまで

これらは十日町友禅ができるまでの流れを簡単(かんたん)に説明(せつめい)したものです。本当はもっともっと手間(てま)のかかる作業(さぎょう)です。それらをまとめてみると下の図のようになります。


たいへんなんですね,きものができるまでは。