新潟の石油・天然ガス10話

島津光夫

A5版/並製/カバー付美装/142頁
定価1,572円(本体1,429円+税10%)/送料210円
ISBN978-4-8221-0222-7
2009年9月発行


かつて新潟県は日本一の石油生産量を誇った。現在でも天然ガスの産出が日本一である。第二次大戦で、日本軍がまず南方に進出したのは、石油資源の確保のためだった。これら戦争と平和のことや、石油の将来、さらに21世紀のエネルギーとして期待される天然ガスについて、一般向けにやさしく述べた。

一 石油と戦争
二 阿波丸事件と石油技術者
三 石油をめぐる今後の問題
四 二十一世紀のエネルギー、天然ガス
五 大規模天然ガス田は、新潟にまだあるだろうか
六 温泉と石油
七 石油産業遺産
八 尼瀬油田と出雲崎
九 東山油田と長岡
十 石油の里、新津

【著者略歴】
島津光夫 1926年、岩手県一関市に生まれ、東北大学理学部で学ぶ。工業技術院地質調査所技官、新潟大学理学部教授、県立女子短期大学学長を歴任、1997年退職。著書に『日本列島地質構造発展史』『一般地学』『離島 佐渡』などがある。


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