それでも大凧は舞う

それでも大凧は舞う ―祖父 野澤吉太郎と白根町の歴史―

小松 澄子
四六判/260ページ オールカラー/並製本・カバー付
定価2,200円(本体2,000円+税)/送料210円
ISBN978-4-8221-0267-8
2025年10月発行

それでも大凧は舞う

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大凧が舞う新潟県白根町で生まれた著者が,自分の祖父(旧白根町長)の足跡を調べることから始まったファミリーヒストリーの旅。
が,持ち前の探求心によって,自分の家系のみならず,白根町・新潟県・戦争・敗戦・GHQ・の歴史までが描き出されることとなった注目一冊。
中断された凧合戦の真相とは――。新潟市の原爆疎開を決断した県知事の真意は――。
豊富な写真・資料によって映し出される日本の縮図。もとアナウンサーの軽快な口調から生まれる文章にも引き込まれる。
脚本家・西井史子のぶ こ さん推薦。

【目 次】

もくじ1もくじ2

【収録写真(一部)】

野澤吉太郎ハナさん野澤吉太郎が建てた蔵甦った金時凧合戦12021年の桃太郎蒸気船白根丸戦後復活した凧合戦明治の凧合戦禁止令を描いた浮世絵戦時中ドイツ大使による優勝旗の贈呈式白根の旧理研工場昭和初期 金時の立ち上がり淡月と配水塔夜明けの配水塔