鈴木牧之_生誕250年!

江戸時代の後期,1770(明和7)年に,現在の南魚沼市塩沢に生まれた鈴木牧之は,今年で生誕250年を迎えます。

牧之は「北越雪譜」を出版し,雪国の風俗・習慣,雪による災害など,雪についてあますところなく語っています。

野島出版では,その原文を活字に残し,註を加えた「校注 北越雪譜」を1970年に初版を発行し,現在は第21版を数えるまでのロングセラーとなっています。

ただし,原文のため,そのまま読むにはやや難しいかもしれません。そこで現代の言葉に訳した「現代語訳 北越雪譜」も出版しました。一冊まるごとの現代語訳なので,あますとことなく牧之の世界を堪能できます。

 

さらに,牧之は北越雪譜の他に3編の小説を書き残しています。民謡に材をとった「小説 広大寺躍」、豊かな知識をもとに書いた「塩冶判官一代記」、実録と比較して楽しい「戯作 秋山記行」で、牧之の知られざる才能に気づかされます。その3編の小説をまとめ,現代語訳した「現代語訳 鈴木牧之の小説」も野島出版は出版しました。

また,出版に多くの挫折があり,40年もの歳月を要とした「北越雪譜」の誕生までと,鈴木牧之の生涯を語り、牧之が親しんだ俳諧についても一章をあてた「鈴木牧之の生涯」も出版しております。

そのほかに,大学の卒論で「北越雪譜」に取り組み,以来40年鈴木牧之の研究をつづけた著者高橋実氏が,雪譜のこと,秋山記行のことなど,牧之に寄せる思いの集大成として「座右の鈴木牧之」を著した。「鈴木牧之全集」に未収録の「短冊扣帳」も翻刻してあります。

生誕250年を機に鈴木牧之の関係書籍に触れてみるのはいかがでしょうか。

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2020年12月24日