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加茂市は桐(きり)たんすの製造(せいぞう)がさかんです。

加茂で「桐たんす」がつくられるようになったのは,およそ200年以上(いじょう)前と言われています。日本全国(ぜんこく)のやく70%の桐たんすが加茂でつくられています。

6-4 伝統的工芸品(でんとうてきこうげいひん) 加茂桐箪笥(きりたんす)

 「わたしたちの新潟県」28,29,37ページ

その伝統と,すぐれた品質(ひんしつ)が評価(ひょうか)され,1976(昭和51)年,伝統的工芸品 の指定を受(う)けました。

 木はだのぬくもり,絹(きぬ)にたとえられる白いツヤや,柾目(まさめ)(たてに真っ直ぐに通った木目(もくめ))の色合いは,家具の最高級品(さいこうきゅうひん)といわれています。

その加茂桐箪笥は,どんなものか見てみましょう。

 きれいですね。取(と)っ手の金具(かなぐ)の細工(さいく)や柾目(まさめ)のよさが分かります。すばらしいですね。