かいせつ 上級編(じょうきゅうへん) 第9問

 1886(明治(めい じ )19)年,新潟県では初めての鉄道が直江津(なお え つ )駅~関山(せきやま)駅間で開業(かいぎょう)しました。
 これは,国が東京(とうきょう)京都(きょう と )大阪(おおさか)(むす)ぶ鉄道を群馬(ぐん ま )県・長野(なが の )県・岐阜(ぎふ)県・滋賀(しが)県を通るルートで計画し,その資材( し ざい)を直江津港から(はこ)ぶことにしたからです。
 その後,ルートは東海道本線(とうかいどうほんせん)変更(へんこう)されましたが,直江津駅と群馬県の高崎(たかさき)駅を結ぶ信越(しんえつ)線(1914年から信越本線)の工事は(つづ)けられ,1893(明治26)年に全線が開通(かいつう)しました。