かいせつ 上級編 第10問

雁木(がん ぎ )は,家の出入り口につけられた雪や雨をよける小さな屋根がついた通路をいいます。
 新潟県内や長野(なが の )飯山(いいやま)市では「がんぎ」とよんでいますが,青森(あおもり)県・岩手(いわ て )県・秋田(あき た )県では「こみせ」,山形(やまがた)県では「こまや」とよばれています。
 新潟市にも(むかし)は雁木がありましたが,大火を(ふせ)ぐという理由(りゆう)などで()りこわされてしまいました。
現在(げんざい)上越(じょうえつ)高田(たか だ )には総延長(そうえんちょう)12.8㎞の雁木が(のこ)されており,日本一の長さをほこっています。