橘崑崙のなぞを探る ―「北越奇談」の著者とその周辺―

今泉省三
新書判・126頁・並製・カバー付・定価825円(本体750円+税10%)

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なぞにつつまれた孤独な文筆家橘崑崙。崑崙の名著「北越奇談」や「海府七里灘記」などの資料、柳亭種彦・大森子陽・良寛らとのかかわりなどから、彼の周辺を探っていく。崑崙はなにを見つめ、なにを求めていたのか。いまだ究明されていない橘崑崙とはいったい何者なのか。(1979.3)