新・地場産業論


椎谷福男
A5判/332ページ/上製/カバー付
定価 本体3,200円+税/送料350円
ISBN978-4-8221-0215-9 C3033


本書において、著者は地場産業を従来の風土の中で生れた史的・状把握ではなく、経済学の観点で、多角的な視点で論じています。地場産業研究にとって、また、企業経営者にとって、またとない指針となるはずです。以下は「まえがき」からの抜粋です。

 第一の視点は、地場産業は異質・多元性を有するがゆえに、中小製造業として存続できる要因は何か、の問題である。(中略)第三の視点は、わが国の企業の海外への工場進出による産業空洞化と地場産業の問題である。第四の視点は、なぜ小規模企業でありながら、厳しい経営環境のなかで利潤を確保し、存続できるのかの問いである。(中略)第六の視点は、地場産業が倒産することなく、堅実な経営のもと発展していくためには、資金の調達と運用・資金繰りが重要である。第七の視点は、地場産業のモノづくり基盤の衰退をどのように再生させるかの問題である。


【著者紹介】

1933年、新潟市に生まれる。1959年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。早稲田大学生産研究所研究員。1960年、新潟県立吉田商業高等学校教諭。以後、県教育庁高等学校教育課指導主事等を経て、新潟県立長岡商業高等学校長、新潟県立新潟商業高等学校長を務め、定年退職。1993年、新潟中央短期大学助教授、教授を経て、現在、新潟経営大学教授。